首は「身体の急所」です

私たち人間の首は、重い頭を支えるために7つの骨が
ゆるやかなS字カーブを描き、重力や衝撃をうまく分散しています。

しかし、現代の生活では姿勢の崩れやストレスにより、
首・肩・背中に過剰な負担がかかり、体全体のバランスが乱れていきます。
この「首の崩れ」が、自律神経の乱れにも直結しているのです。

ストレートネックは“脳へのストレス”です

長時間のスマホ・PC姿勢により、顔を前に突き出した状態が続くと、
首の自然なカーブが失われ「ストレートネック」になります。

この状態では、頸椎を通る神経や血流が圧迫され、
脳への酸素供給も滞り、頭痛・めまい・倦怠感を引き起こします。
当院に来院される多くの方が、この「首の歪み」をきっかけに
自律神経の不調を訴えています。

第一頸椎が“バランスの鍵”です

首のいちばん上にある骨「第一頸椎(アトラス)」は、
重い頭を支えながら全身のバランスを自動調整しています。

ここにわずかな歪みが生じるだけで、
脳と身体の情報伝達が乱れ、自律神経が誤作動を起こします。
その結果、肩こり・頭痛・不眠・内臓機能低下などが連鎖して起こるのです。

首と自律神経、そして「脳腸骨盤軸」

自律神経は、首から全身に広がり、内臓や血流をコントロールしています。

つまり首の歪みは、単なる筋肉の問題ではなく、
脳・腸・骨盤の軸(C-I-P軸)にも影響を与えます。
頸椎を介して脳からの信号がうまく届かなくなると、
腸の蠕動やホルモンのリズムも乱れ、身体全体の“自動調整機能”が低下します。

当院ではこのC-I-P軸を整えることで、
首から始まる全身の回復リズムを再構築していきます。

筋膜と神経の“静かな会話”を整える

首の不調を根本的に改善するには、
筋膜(Fascia)と神経の関係性を整えることが欠かせません。

筋膜は全身を包む“第2の神経ネットワーク”のような存在で、
ストレスや姿勢の崩れによって緊張し、脳に誤信号を送ります。

当院では、筋膜のねじれをやさしく解放しながら、
神経系が「安全」と感じる状態をつくり出します。
これにより、身体が自然に回復する力=自己治癒力が再び動き出します。

当院のアプローチ

  • 第一頸椎・骨盤・足首を中心とした全身の連動調整
  • 脳と内臓の反射を利用した優しい神経調整
  • 筋膜リリースで神経系と感情系の緊張を解除

当院の施術は「ボキボキしない・強く押さない」。
静かなタッチで、脳・筋膜・神経の会話を取り戻します。

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